コンテストキック ポジショニング編




コンテストキック ポジショニング編

コンテストキックで獲得または獲得された後のポジショニングについて書いていきます。

フォーメーションからの脱却


ラグビーの構造の優位性を活かしたポッドの出現。アタックの進化により防御も進化をしてきました。ポッドの出現によって従来のBDを中心にポジショニングしていた防御のスライドが届かなくなったので、防御はBD周辺を捨てて外側からポジショニングするようになりました。そのためフォーメーションを組むだけで有効になっていた時代が終わり、コンテストキックを使った駆け引きが増えてきました。

カオスを作り出す

コンテストキックを獲得した時は防護のポジショニングが整っておらず、いわゆるカオスの状態になります。その状態を意図的に作り、防御を崩れた状態からアタックするオプションが増えてきました。
防御はコンテストキックをレシーブするのはBK3なのでコンテストキックを獲得できれば、獲得後の裏のスペースにはBK3がポジショニングすることはできません。よって裏の空いたスペースへもう一度キックを使うことでテリトリーを稼ぐことができます。つまり獲得後は裏のスペースを認知するトレーニングをしていく必要があります。
逆説的に考えれば獲得された後はBK3が裏のスペースへポジショニングできないのでCTBを裏のスペースへ配置品kればなりません。獲得したあと獲得された後のポジショニングをトレーニングすることでカオスを支配することができます。