ゲームモデルからの逆算

ゲームモデルの浸透はトレーニングにある。そしてラグビーはラグビーでしか上手くならないと言われています。
古いトレーニング
古いラグビーのトレーニングは、スキルはスキル、戦術は戦術、フィジカルはフィジカルと別々にトレーニングするものと考えられていました。そのため試合期から離れている時期はフィジカルトレーニングに力を入れて戦術は大会に始まる前にトレーニングしていきます。
例えば、スキルのトレーニングは相手のいない状況でのパス、いわゆる「ランパス」、戦術トレーニングは15対0で動きの型を確認したり、陸上部かと勘違いするくらいに走り込むことでフィジカル(ここではフィットネス)を鍛えていました。
現代のトレーニング
戦術ピリオダイゼーションによってスキル、戦術、フィットネスを分けるときもあるが、これらは古典的な考えであり現代では非効率とされています。複雑系におけるラグビーにおいて、自分たちが考える戦術を実行してスキルを向上させるほうが効率が良く、試合状況に近い状態でのトレーニングは、ラグビーで使うフィットネストレーニングも同時にトレーニングすることが可能に。そして戦術が明確になれば、どのスキルが必要とするのかも明確になるのでコーチの練習メニュー作成にも手助けをしてくれます。スキル、戦術、フィジカルの3つの要素はお互いに依存し合っているので、まとめてトレーニングをするほうが効率が良いとゆうのが現代であり、これらをインテグラルメソッド(ゲームセンス)を使ってトレーニングしていきます。
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