
コーチングとは、諸説あるがカバンやバックを販売しているブランドのCOACHからコーチが来ており、COACHのマークは馬車で荷物を運んでいる。COACHの言葉の由来はハンガリーの街「コチ(Kocs)」から来ているといわれ馬車が人や荷物を目的地まで運び、導いていた。次第にコーチ(COACH)と呼ばれるうになり、人を導くことをコーチングと言われるようになった。
スーパーラグビーやトップリーグ、勝利がチームの存続に影響する場合はティーチングの比重を高め、少年ラグビーや育成段階でのチームはコーチングの比重を高めた方良いと考えている。コーチングとティーチングどっちが良いとゆうわけではなく、重要度や難易度によってコーチングとティーチングを使い分けていく。
ラグビーにおけるコーチングとはチームの課題を分析し、課題を明らかにすることによって選手を課題に対して意識を向かさせる。例えば「BDのサポーターが遅い」という課題があった場合、BDのサポーターの遅い映像を切り取り編集する。選手にサポーターが遅いと理解してもらえるようにヒントを混ぜながら映像を止めたりして課題を発見してもらう。チームの状況や状態にもよるが「コーチが課題を明記しない」ことが重要で、ヒントを出しながら選手自ら課題に対して導いていく。もしコーチが考えでいる対応策とは違っても選手が考えた対応策を試行錯誤し実践することで選手の自己肯定感を刺激していく。
ティーチングとはコーチの経験、知識、戦術を一方通行で選手に落とし込んでいく。学校現場の授業をイメージしてほしい。数学、国語、英語、いろいろな教科を勉強してきたがあれらはティーチングで知識を落としこんできた。
↑フットボール批評 ラグビーも取り上げられています。
私のコーチングスタイルはティーチングからのコーチング。しかしこの方法は一定レベルまでは成長するのが速いが全員の理解力が高いかどうかは不安が残る方法である。師匠から学んだのはティーチングをしないコーチングである。コーチがティーチングしないことによって選手自身で課題解決していくことで選手自身に課題解決能力が付き、選手が選手へとその能力を広げていくことができる。時間はかかるが全員高いレベルでの理解力を持て、試合で実践できるようになる。
コーチの最大の目的はティーチングやコーチングすることではなく、コーチがいなくても選手自らが考え、コーチなしでラグビーとゆう高度な遊びのゲームを楽しめるとゆうこと。コーチの最大の目的はコーチがいらないチームを作ること。

これまでになかった ラグビー戦術の教科書