ラグビーのアタックは局面を繋ぐ

ゲインベースのシークエンスからシェイプやポッドのリサイクルベースに転換されるようになりました。
ポッドやシェイプでのユニットの形成
3人または4人のユニットを形成することで攻撃側はBDの安定性を保たれるようになりました。BDの安定性が保たれ、「どこでBDを作るか」といったプレーができるようになりBDの位置を攻撃側が意図的に決めることが可能になりました。
15vs13の局面の連続
防御はキックに備えた裏のスペースをカバーしなければならない立体的守備に2人または3人程度配置するのと、DFラインの平面的防御の両方があるので常に数的不利と空いているスペースがあります。その数的不利とスペースを解消するために「スペースにボールを運ばせない」ラッシュやスライドをしてスペースを消すなど行われています。。
BDを意図的に作る
「BDを意図的に作る」とゆうことは意図的に防御を誘導することができるようになりました。ポッドの場合、ボールキャリアが真っ直ぐ当たるのではなく、カットアウトすることでボールキャリアがカットアウトした距離を防御側も移動しなければならない。つまりアタックが移動した距離を防御側も移動しなければなりません。ここでカットアウトする理由は防御のポジショニングの時間を増やすこと。ポッドは逆目にもユニットがあるので、ボールキャリアがカットアウトすることで逆目にポジショニングしているポッドに防御のポジショニング距離(時間)を増やし、カットアウトした距離が逆目側にスペースを生むことができます。
防御はBDからポジショニングする
防御はBDを中心にポジショニングするという従来の原則から、ボールは人より速いとゆう原則で位置的優位を全面的に出すためにボールキャリアはカットアウトすることで意図的に防御を誘導し、スペースを作ることができる。
ポッドは「決め打ちアタック」と言われることがあるが、ポッドが4つと断片的に捉え、原則の優位性と局面を繋げて防御を誘導するというラグビーの構造の欠如が考えられる。