ラグビーチームのモルフォサイクル アクティベーションブロック編




ラグビーコーチです。今回はモルフォサイクル最終ブロックになる金曜日・土曜日について書いていきます。

前回はリカバリーブロック、獲得ブロックについて書いていきました。

獲得ブロック最終日

水・木・金の3日間で金曜日が獲得ブロック最終日になります。日曜日がゲームと仮定して金曜日はゲーム2日前になります。そのため木曜日の身体的・戦術的負荷の高い練習の次の日ということもあり日曜にのゲームに向けたリカバリーの要素も含まれます。よって木曜日は90分の練習時間の場合、金曜日は70分~75分など時間を少なく設定していきます。そしてこの獲得ブロックでは「スピード」にフォーカスになり、このスピードでは走る速さも含まれますが、ここでいうスピードは判断から実行までの、プレースピードになります。木曜日は切り返しの動きなどが多く、筋肉にエキセントリックをかけましたが、金曜日の獲得ブロックでは直線的な動きが望ましいとされています。

各セッション間

各セッション間は短くしていき、選手が身体的疲労を感じる前にセッションが終了することが望ましいとされています。またセッション間のレストは長めにとることで全体的な練習のボリュームを落とし、選手の疲労を回復させることにもつながります。

プレースピードの練習では10v6でタッチダウンでの短い攻防などがあります。数的有利があるためアタック側のプレースピードを上げることができます。

アクティベーション

次の日のゲームに備えて前日の練習はコンディションを調整する「アクティベーションブロック」になります。

リカバリーブロックと同じように獲得ブロックで疲労した身体的と戦術的疲労がたまらないようにトレーニングを行うことになります。またリカバリーブロックと同様に身体的負荷・戦術的負荷を低く設定し、60分程度の練習時間で実施していきます。獲得ブロックではラグビー特有の複雑性を意識した練習メニューの組み立てでしたが、土曜日はその複雑性を低くするのと戦術的負荷を落とし、リラックスしてトレーニングできるように設定していきます。そのためセットプレーからのシークエンスの確認などが望ましくなります。