ラグビーチームのモルフォサイクル リカバリーブロック編




ラグビーチームのモルフォサイクル リカバリーブロック編

画像:J PRIME

週末などでゲームをこなした後の2日間は体に残る疲労やダメージを回復することを目的にして活動します。

パッシブ・アクティブレスト

日曜日にゲームをした場合、ゲーム後の2日間を「リカバリーブロック」と呼び、疲労やダメージを回復することを目的とします。ここの疲労やダメージは戦術的ピリオダイゼーション理論で重要になる、脳の疲労、つまり戦術的疲労の軽減も含まれます。サッカーで奈良クラブGMである林舞煇さんの「サッカーとは何か」によると、ゲーム後1日目は完全休養(パッシブ)でいわゆるオフにすることで心身体的・戦術的にリカバリーして、2日後の火曜日にグラウンドでアクティブレストを行うと描かれている。しかし、生理学的にはゲーム後1日はアクティブレストを行い、2日目はオフの方が、疲労回復に適しているとされています。

チームや学校現場などで曜日によってグラウンドが使えないなど制約条件などによって変わってきます。

リカバリーブロック

  • 日曜日 ゲーム
  • 月曜日 オフ
  • 火曜日 アクティブレスト

今回は上記の日程だと仮定して進めていきます。月曜日はオフで完全休養、火曜日の練習は約60分の練習時間で調節していき、身体的・戦術的負荷を低く設定して練習負荷を調節していきます。負荷を調整することでゲームによる身体的・精神的ダメージを回復させていきます。重要なのは身体的負荷が低くても戦術的負荷が高くならないように設定することで、戦術的負荷が高くなってしまう理由としてはセッション間を急いだり、ミスを指摘して選手の緊張を高めてしまう指導者の行動や言動などが考えられます。このリカバリーブロックでは「身体的・戦術的ダメージの軽減」が目的なので、選手がリラックスして練習ができる空気感を作ることが大切になります。

練習メニュー

ボールスルーゲーム

LSDと呼ばれるのもを行うことも大事ですが、特化性を出す為に、このリカバリーブロックでもラグビーの要素を入れたものが好ましいと考えています。「鳥かご」と呼ばれるロンドなど、単純なルールで競い合えるものでリフレッシュしていきます。ロンドでもトランジションを入れることで瞬発的な負荷が上がります。

ボールキャリア動けない、トランジションあり