1-3-3-1ポッドについて




1-3-3-1ポッドについて

2-4-2や1-3-3-1など、FWの配置を表します。以前はフォーメーションを組むだけで防御を崩せていたましたが、フォーメーションを逆手に取られて防御にプレッシャーをかけられるようになりました。そのためストーミングでカオスを作り出すことやポジショナルプレーの考えから質的、量的優位を活かす配置を行う、可変式ポッドが誕生しました。

1-3-3-1が生まれた背景

ポッド誕生当初は2-4-2のトライポッドで「防御はBDを中心にポジショニングする。ボールは人より速い。」というラグビーの構造と球技の特性を利用したものです。2-4-2で構造的優位で防御を崩せていましたがアタックの進化が防御の進化を促します。2-4-2のトライポッドだとミッドフィールドのポッドが1つだけなのでミッドフィールドにプレッシャーを受けるようになりBDに入っていた選手のリフォームが間に合わなくなり逆目のポッドが機能しなくなり、順目側のチャンネルに攻撃を限定されてしまいます。そのためミッドフィールドのプレッシャーを減らすためにミッドフィールドのポッドを2つにしてBDに入る人数を少なくしたテトラポッドが生まれました。これがいわゆる1-3-3-1になります。

防御はすべてに対してプレッシャーをかけれない

ポッドはBDから離れたところにポジショニングしているのでエッジ側にスペースが空きやすく、この空いているスペースに対してポッドからポッドへボールを運びます。防御は全てに対してプレッシャーをかけることができず、人が移動して空いているスペースを埋めるスライドではボールは人より速いため間に合わなくなり、外のスペースへボールを運ばれる前にアタックにプレッシャーをかけるラッシュDFが主流になりました。防御の進化に伴い、防御にフォーメンションを利用されてしまうので「ポッドはダメだ、通用しない。」と言われてしまうことがあります。

ポッドは戦術の原則に

ポッドを作るだけの時代は終わり、現代はポッドを使ってBDを安定させれるようになったため、攻防の駆け引きがができるようになり、ポッドは戦術の原則になりました。そのため同じ1-3-3-1でもチームによって選手に課せられるタスクが異なると、同じ1-3-3-1のフォーメーションの配置でも違いが出るようになりました。可変式ポッドが出てきているので、チームによっては1-3-3-1は固定されたポジショニングではなく、試合で流動的にポジショニングしていくのが現代ラグビーになります。つまり1-3-3-1などの従来のポッドは戦術の原則になりました。